フレームサイズの検討...の訂正と考察

2015/02/18

7005mkII TCR Advanced

先日の記事の訂正と、乗り味の考察。

まず、先日の記事の訂正。
先日の記事ではジオメトリ表を載せていた。
その表は、過去の記事から持ってきたものだった。
内容を確認せず、TNI 7005mkIIとGiant TCR Advancedのジオメトリを一つの表にまとめた。
その表から次の図をおこした。

フレーム発注(!)にあたって、7005mkIIのページを見て気付いた。
なんと水平トップチューブと思っていた数字が、実測のトップチューブ長だった。
過去の記事できちんと記述していなかったため勘違いしていた。

ということで、訂正したジオメトリ表は次のとおり。

TNI 7005mkII TCR Adv
サイズ M(490mm) L(520mm) S(465mm)
TOP TUBE 511.0mm 526.0mm 515.0mm
TOP TUBE(水平換算) 520.0mm 535.0mm 535.0mm
REACH 378.7mm 381.5mm 372.8mm
SEAT TUBE 490.0mm 520.0mm 465.0mm
HEAD TUBE 100.0mm 130.0mm 135.0mm
SEAT ANGLE 74.5° 74.0° 73.5°
HEAD ANGLE 71.1° 72.0° 72.0°
BB DROP 69.0mm 69.0mm 70.0mm
WHEEL BASE 970.8mm 980.8mm 973.9mm
FRONT CENTER 577.9mm 587.8mm 579.2mm
REAR CENTER 403.0mm 403.0mm 405.0mm
FORK OFFSET 40.1mm 46.5mm 42.9mm
TRAIL 71.9mm 59.7mm 63.4mm

2つのトップチューブ長(実測と水平換算)が分かったので、その他の値も計算(赤字部分)してみた。
青字の部分は、手元のフレームの実測値。
この表をもとに、また図をおこしてみた。
フォークの位置が分かったので、トレールの補助線も追加してみた。

先の図と比べると、TCRとmkIIのLで少し大小の逆転が起きている。
また、mkIIのMは思っていたほど、小さくなさそう。
とはいえ、とりたてて言う程の違いはない。

次にフロントホイールで揃えてみた。

トレールの違いがはっきりした。
TCRとmkIIのLは同じぐらい、それに対しmkIIのMは大きい。

ここから想像すると、mkIIのMはTCRに比べ、直進安定、コーナリングはもっさり...か?
ホイールベースが短いので、ひらひらかと思ったら、実はLの方がひらひらかも。
仮にオフセット48mmのフォークと交換すると、トレールは63mmぐらいでTCRと似た感じになる?

...と考えたところで、(鈍感なので)おそらく違いは分からない。
何より走ることを楽しみたい!

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