HDD/SSDデュプリケーターを買ってみた。
目的はフォルダの読み取りに失敗するディスクからデータを取り出すため。
モノはLogitecのLGB-2BDPU3ES。
タブレットPCに換えたのが2017年。
それまでのノートPCはその後ほとんど電源を入れず。
データ移行しないと...と思いつつほったらかし。
先日、古い写真を取り出そうとした。
ノートPCの7年物(?)のHDDを取り外して外付けケースへ。
タブレットPCに接続して、Windowsでフォルダを選択。
コピーを開始すると...途中でダンマリ。
それと同時に嫌な冷汗...
2回ほど試して結果は同じ。
恐る恐るデータ復旧サービスを確認。
だいたい論理故障の場合で6万円~、物理故障だと見積後。
ここで状況を整理してみた。
- HDDのモータはスピンアップする
- 途中までコピーできたのでヘッドも移動する
- ただし途中からシークできなくなる?
- 異音は特に聞こえない
シークさせなければOK?論理故障の可能性大?という結論に。
データ復旧サービスの場合、まず故障したディスクからデータを取り出す。
その際、負荷をかけないためにディスク先頭から順次読みだしていく。
これってHDDをコピーするデュプリケーターと同じはず。
ということでLogitecのLGB-2BDPU3ESを購入した。
このデュプリケーターの特徴はエラースキップできること。
コピー元にエラーがある場合、スキップして継続する。
また、コピー完了後にはHDDの回転を止めてくれる。
その他は普通の2ベイUSBアダプタ。
今回、コピー元HDDの容量は1TB。
コピー先には4TBのHDDを用意した。
早速コピーしてみる。
手順は
- コピー元ディスクをベイAに接続
- コピー先ディスクをベイBに接続
- 電源ON
- 100%ランプが点灯するまでCLONEボタン長押し
- 100%ランプが消灯する前に再度CLONEボタンを押す
コピーが始まると25%のLEDが点滅。
ディスク全体をコピーするので時間がかかる。
異常がある場合はさらに遅くなるとのこと。
4時間ほどかかって、100%のLEDまですべて点灯。
もし、エラーがあった場合、25%のLEDが早い点滅をするとのこと。
今回は全点灯だったのでエラーは無かったらしい。
ここからコピー元のディスクは使用しない。
デュプリケーターから取り外しておく。
コピー先ディスクをPCに接続すると無事に認識。
コピーできなかったフォルダをコピーしてみると大丈夫そう。
コピーしたファイルをサムネイルで確認すると中身も問題なさそう。
ということで大事には至らなかった。
LGB-2BDPU3ESのデュプリケーターとしての使用感は
- 単体でHDDをコピーできるので簡単
- コピーの開始は誤操作しにくい
- コピー時間はまずまず
- コピー終了で回転停止は安心
その後のUSBアダプタとしては
- 思っていたより大きい
- 動作は安定している
- 2台のディスクが同時に使用できるのは便利
今回は運よくデュプリケーターでデータを取り出すことができた。
でもデータは一瞬で失われてしまう。
安心できるバックアップの方法を考えていきたい。
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